主催: 群馬県立近代美術館
企画: unworkshop
実施日: 2018年7月29日
本企画について
ウィリアム・モリスの壁紙を参考にオリジナルのパターンをデザインして、自分だけの道具箱をつくる、という内容の造形ワークショップです。
本ワークショップは、群馬県立近代美術館で行われる企画展示「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」(期間:2018年7月7日〜8月26日)に関連して行われ、夏休み特別企画「こども+おとな+夏の美術館」の1企画として行われました。
ワークショップのねらい
今の時代DTPソフト(画面上でデザインなどを行うソフト・アプリ類)を使えば簡単に「パターン」をつくることが可能になりましたが、今回はDTPソフトは一切使わず、アナログなツールと、プリンターを使い、パターンのデザインを行います。
生活と工芸を統一しようと考えたモリスの思想をベースに、このワークショップでは、身近な発想を元にパターンをつくりあげること、そしてそれを身近なモノに落とし込むマインドを学ぶことを目的としています。

今回はアナログにパターンのレイアウトができる専用のジグを開発し、ここにカットされた図柄を好きに並べ彩色し、これらをプリンターでスキャン・データ調整し印刷を行います。それを道具箱に貼り付け、組み立て完成という流れになっています。