​展示

​JRタワー こども科学展2018

「オトジオラマをつくろう」

​オリジナル展示企画の提供

2018/7/21-8/5

札幌駅総合開発株式会社

​NPO法人CANVAS

​展示のねらい

本展示には答えはありません。

一言で「車が道路を走る音」といっても、自身が経験してきた音や、住んでいた場所、通学路によって、思い出す・創造する風景は変わってきます。

アスファルトなのか、砂利道なのか、一台だけなのか、途切れなく多くの車が走っているのか、大通りなのか、狭い道なのか・・・

注意深く聞き、頭の中で風景を創造してほしいと考えています。いつも聞き流してしまう日常の環境音にもたくさんの情報がふくまれています。それらもきっと立派な教材になりえるだろうというトライアルでもあります。

​卓上にある穴に糸電話を近づけると、音がきこえてくる。

​模型はシンプルな形にしている。また人形の模型を用意した。

​難しい操作は必要なく、音だけに耳をすませる子や、ジオラマづくりに熱中する子らもいた。

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関連リンク

プロジェクトについて

今年で3年目になる『JRタワー こども科学展』(プロデュース:NPO法人CANVAS)は、札幌駅すぐのJRタワーにて毎年夏休みに開催しており、展示期間中は「ものづくりを通して身の回りのテクノロジーのひみつを学ぶ」という趣旨のもと、常設のこども向けハンズオン展示や申し込み制のワークショップが行われています。

今回、本展示の1企画として、随時参加コンテンツ『オトジオラマをつくろう』を企画提供いたしました。

今回unworkshopが提供した『オトジオラマ』は、「音から風景を創造する」というコンセプトのもと、以前開発した企画『驚異の学校』で使用した「超音波ビーコンから出ている情報を糸電話型の受信機を使い採取する」というアイディアを用い、模型を自由に組み立てジオラマをつくるというものです。(超音波ビーコン開発・提供元:株式会社デンソー 様)

「音をきいて絵を描く」というアプローチは美術教育のシーンでもよく見られますが、3Dであり、なおかつ、より情報量の多い「ジオラマ」をアウトプットにすることはできないか、と考えました。

無垢な卓上には、いくつかの穴があいており、そこから恒常的に超音波が出ていますが、もちろん目には見えません。それらの超音波には「環境音」がユニーク情報として設定されており、上記糸電話型の受信機を近づけることで、その環境音が糸電話越しに聞こえてくるという仕組みになっています。

例えば、朝の公園の音や、車・靴の足音・人の話声が聞こえる交差点、解体工事を行っている重機、などの音です。

いつも聞いている身近な音を頼りに、さまざまな形をした積み木のような模型を使い、その風景を自由につくっていきます。

『オトジオラマ』について